こんにちは、あさゆけです。
全国で段階的に梅雨に入り始めました。梅雨時期は週末にキャンプ予約をしていても雨に当たる確率が格段に上がります。雨キャンプの場合、キャンセルをするか悩むところですが、雨キャンプのメリットと楽しみ方の工夫を知るとキャンセルしちゃうのはもったいない気がしてしまいます。
梅雨キャンプの問題点
雨天時はキャンプもいくかどうか悩みますよね。雨キャンプではどんな問題があるのでしょうか。
キャンプ道具が濡れてサビやすくなる
キャンプ道具の弱点と言えば湿気です。梅雨時期は週末キャンプでも土日のどちらか又は両日雨になる確率がとても高いです。一泊した次の日が晴天であれば、テントなども太陽の力で乾かすことができます。両日又は二日目が雨天だった場合はキャンプ道具も濡れたまま車に積み上げることになるので湿気によってサビが付きやすくなってしまいます。帰宅後は必ず乾燥させるなどのメンテナンスは必須です!
テントの設営&撤収が忙しい
雨天時はキャンプ道具をできるだけ濡らさないようにすぐにタープなどの屋根を作って、できるだけ効率よく短時間でテント設営や撤収作業を済ませる必要があります。スピード勝負!!!
子供たちが暇をもてあそぶ
晴天時であればお外でボールなどの遊具遊びをしたり、テント設営のお手伝いなどやることは盛り沢山です。雨天になるとテント設営の間は車中で待機したり、テント内の寝室でお絵描き・YouTube・ゲームなどインドアな遊びで暇を持て余してしまいます。
お着換えが増える
カッパを着ていても足元も濡れやすく、どうしてもお着換えが増えてしまいます。お着換えが増えると荷物も増えてしまいます。また、靴も長靴とスニーカーの二足を持って行くことになるので更に荷物は増えます。
洗い物・おトイレが面倒になる
キャンプの場合、炊事場やおトイレもテントから多少の距離はあります。その際に傘や雨具を身に付けて移動するのはなかなか面倒です。足元の環境も良くないので滑りやすくなります。レイングッズは忘れずに!!!
※お手頃レインウエアはワークマン+がおすすめ!
雨キャンプのいいところもある!
雨キャンプの問題点ばかり考えるとキャンセルしたくなってしまいますが、雨キャンプのいいところもたくさんあります!
キャンプ場が空いてて静か
雨キャンプはやはりキャンセルが多く出るのも事実。その分週末キャンプの場合は特に混雑を感じにくいです。お隣サイトが空いていることが多いので、開放的に感じます。また、人が少ない分とても静かに過ごせるのも雨天キャンプならではです。静かなキャンプが好みの方は雨キャンプおすすめです。
虫が少ない
これからの時期は気温も上がってきているので、虫も気温の上昇に比例して増えてきます。雨天時は虫の飛行を妨げるので虫の存在も晴天時に比べてかなり少ないです。虫が苦手な方は雨キャンプを狙ってみると良いかも!?
紫外線が少ない
紫外線も気になる季節になってきました。雨天時も全く紫外線が降り注いでいないわけではありませんが、晴天時に比べたら紫外線も少ないです。また、お外に出る時間も圧倒的に少なくなるので日焼けの心配は格段に減ります。
人気キャンプ場に空きが出ている!
現在キャンプブームにより、人気のキャンプ場を予約するのはかなり難しいです。特に週末は予約開始時間から一瞬で予約が埋まってしまうキャンプ場も多いです。それでも週間天気で雨天が予想されていると、キャンセル料が発生しないタイミングでキャンセルが出たりします。天気予報と人気キャンプ場の空き状況は一緒にチェックしましょう!
テント内を家族で楽しめる
テント内でも楽しめることはたくさんあります。いつもはテントの周りや遊具、広場で遊んでいる子供たちもテント内で過ごす時間が増えます。一緒にお料理をしたり、トランプやUNOなどのテーブルゲームを楽しんだり、会話を楽しむことも雨天キャンプこその楽しみ方です。
キャンプマスターになれる!?
雨キャンプは確かに大変なのは間違いないです。雨キャンプはスピード勝負なので、テントの設営&撤収のスピードはかなり上がります。テント内をどれだけ快適に過ごすか頭も使いますし、工夫も必要です。キャンプの経験値が上がると、天候による変化に対応する力も身に付きます。
晴キャンプとのギャップを感じられる
雨キャンプの後に晴キャンプをするとどれだけ晴キャンプが恵まれているのかを実感します。晴キャンプはやっぱり気持ちがいいですし、テント設営や撤収もかなり楽に感じます。それは雨キャンプを知っているからこそ感じられるギャップだと思います。晴キャンプをよりいいものにするための経験として雨キャンプは必要なのかも!?
雨キャンプで気を付けること
雨キャンプをより楽しむために気を付けたいことがあります。
テントの設営場所は気を付けて!
フリーサイトの場合は場所を決めるのに、水はけの悪い場所はできるだけ避けます。雨キャンプはキャンセルも出るので場所選びは晴天時よりしやすいと思います。地面がフラット&水はけが良い芝生&砂利サイトを選ぶと良いです。林間サイトなど木々が茂っているサイトは雨水を遮ってくれるのでおすすめ。区画サイトの場合も車・タープ・テントを設営するのにテントを設営するところは特に水はけの良い所にするのが基本です。
大きめのビニール袋を多めに持って行く
濡れてしまったテントを元々入れていた専用袋に直で入れてしまうと、袋も濡れてしまいます。45リットルの大きな袋にとりあえず収納することで、スピーディーに撤収できますし、他のキャンプ道具が濡れるのも防げます。
タープの設営が最優先
まずは雨を凌ぐための屋根を作ることが最優先です。タープを先に設置することで、車から一気に道具を出して置いておけます。また道具は出して置くことでよりスピーディーにテント設営ができます。
※テントの上にタープを張ってテントを雨から守るような「小川張り」という方法でテント設営するのもおすすめです。
焚き火を使わないメニューにする
雨キャンプは薪も濡れやすいので、焚き火をするのも難しかったりします。雨キャンプの場合はコンロなどを持参してお鍋、おでん、カレーなどの煮込み料理がおすすめです。
キャンセルも賢い判断
雨キャンプの良さもありますが、雨風が強い場合はキャンプ道具が傷んだり破損の恐れがあります。また、身体が濡れることで冷えてしまった結果体調を崩してしまうことももちろんあります。子連れの家族キャンプの場合はデイキャンプで終わらせたり、近くの宿泊先に移動したり、前もってキャンセルをしておくことも賢い判断だと思います。無理のない程度に雨キャンプは楽しんでください。
おわりに…
今年はなぜか梅雨時期に限らず、週末だけが雨天という日が続いたので我が家のキャンプもほぼ雨キャンプが続きました。普段予約がなかなかできないような人気キャンプ場に行けたり、晴キャンプの恵まれた環境の素晴らしさを感じられるも雨キャンプ経験の土台があるこそだと思うので、ぜひ無理のない程度に雨キャンプチャレンジしてみて下さい。